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歯科矯正相談室からの回答1:歯科矯正医院の選び方,治療法の選び方

内容: はじめまして. 歯科矯正治療をするには大学病院がいいか個人病院がいいか, どちらにもメリット, デメリットがあってなかなか明確な回答がしにくいご質問ですが, まず, 大学というところは教育, 研究, 臨床の3本の柱から成っているのに対し, 個人病院(診療所)は臨床とマネージメント(人事, 経理, 税理などの管理)という2本の柱から成り立っている点に違いがあります.

 大学病院の特徴を思いつくままに列挙しますと,
・基本的に患者は研究, 教育の対象である
・上級医局員の管理の下, 若い医局員が直接の担当になる
・(退職に伴う)担当医の途中交代があり得る
・診療日時が平日のある時間帯に限定される.
・治療水準はある意味で大きなバラつきはない.
・他科の協力が得やすい環境にある
一方, 個人診療所の特徴は上記大学病院の場合の逆となり,
・診療日時の選択に余裕がある
・基本的に最初から最後まで同じ歯科矯正医が診る
・診療所, 歯科矯正医によって診療の質, レベルの差が大きい
となるでしょうか.

 ただ, ひと口に大学病院といっても色々で, 各大学はそれぞれに特色(カラー)を出すことを宿命づけられていることから, 治療方針と治療内容もピンからキリまである, といえます.

 現在, 全国に29の歯科大学, 歯学部がありますが, 極めて私的な偏見(主観)からいわせていただけば, 最も優れた臨床体制を持つ大学病院の一つは, 新潟大学の歯科矯正だと思います. これは, そのHPからも見てとれます
ので出来れば参照なさってください. (出来れば行かない方がいい大学病院も
ありますが, ここに書くわけにはいきません. )
http://www.dent.niigata-u.ac.jp/ortho/hp/ortho.hpinfo.html

 個人診療所の場合は選択にむずかしさがあります. 第一は, ともかく歯科
矯正専門医院に行くことですが, そのうえで, 患者に阿(おもね)る治療法
を謳う診療所は基本的に要注意といえましょう.
一般論でいえば, 以下の様な診療所は避けるのが賢明です.
・非抜歯を謳う
・裏側(舌側)装置を謳う
・無闇に「機能」という言葉を優先して使う
・HPや本に「最新」とか「自分だけができる」と謳う
・後ろに企業が付いている(基本的に営利追及型の診療所)
・費用が総額性でない(通院ごとに一定の費用がかかる所は最終的に高額にな
る)
などを選択の参考にしてください. これを弁(わきま)えれば, 大学病院よ
りも個人診療所にかかることを勧めます.


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