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歯科矯正相談室からの回答:歯が無い(歯の欠損)状態での歯科矯正治療

深刻な悩みに気が重くなることも多いのですが, 内容はともかく“素朴な疑問”に肩の力が抜けました.
 
 「小さいころから歯科恐怖症」の原因は何だったのでしょうか. 確かに歯科医院は行って楽しい所ではありませんし, また, 行かなくて済むなら一生お世話になりたくない所だと思います. 行かずに済ますためには, 歯の手入れに人一倍の注意と努力を傾けなければいけませんが, 「前歯の左右4本目の歯が2本, 折れて抜けて」しまうという状況は何とも“頂けません”. おそらく他の歯も推して知るべしかと思います.

 まず行くべき歯科医院は, 歯科矯正ではなく一般歯科だと思います.しかし,現在の歯ならび, 咬み合せがどういう状態で, 仮に不正咬合(悪い歯ならび, 咬み合せ)だった時には,歯科矯正治療で改善したいと思うかどうか?

それが行くべき歯科医院を選択する際の要因になります.
それは, 折れて抜けたという左右4番目の歯というのが, 歯科矯正治療をする際に抜く必要性のかなり高い歯だからです.

 歯が折れて抜けてしまうほどの口の中ですから, 他に治さなければいけない歯がないとは思えませんし, 歯周病になっている可能性もあります.

これらの治療はすべて一般歯科での治療になりますが, 折れて抜けたという左右4番目の歯の治療を, ブリッジ(固定式義歯)やインプラントで治すのか, あるいはその抜けた隙間を歯科矯正治療に利用, つまり抜けた隙間は歯を動かして閉じるのかによって, 治療の仕方が大きく異なってきます.

 歯科矯正治療とは, 悪い歯ならびや悪い咬み合せを歯科矯正装置を使って治す治療, 別の言い方をすれば, 自分の歯を動かして歯を並び替える治療と言えます.

 歯の抜けた部分を元に戻すためだけの治療を歯科矯正治療と考えているとしたら, それは大きな思い違いであり, 先に書いた回答の意味は理解しにくいかもしれません.

 いづれにしても, 口の中を今のままで放置しておくのはよくありません. 「思い切り笑うことも無理」などという審美的なことだけでなく, 機能的な面からも衛生的な面からも速やかな手当てが必要です.

 自分の歯で好きなものを心行くまで食べる, 食は人生における大きな楽しみのひとつです. 歳をとるごとに身に沁みて感ずることですが, この食の楽しみを失わないためにも, 普段から虫歯や歯周病の予防に心を砕き, ことあるときには早め早めの治療が何よりも大切です.

 幼いころの歯科治療がトラウマになっているのかしれませんが, 今の歯科治療や麻酔の技術は各段に進歩していますし, 何よりも歯科医師過剰のこの時代に対応の悪い先生は生き残れません. 女性の歯科医(が必ずしも適切というわけではありませんが)多く臨床の場で活躍しています.歯科医院行きの気持ちに抵抗があるのであれば, 第一歩に女医さんを選ぶのも良いかもしれません.

 ともあれ, まずは勇気を出して明日にも歯科医院を訪ねてください, きっと, こんなに優しいのだったらなぜもっと早く来なかったんだろうと思うはずです.


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